抗酸化物質=ファイトケミカル @1日の摂取量

「抗酸化力を付けて病気に対抗する」

最近よく言われるのは「酸化」と言うことです。
酸化と言うのはO=酸素の無秩序な悪さを言います。
通常電子は対をなしています。しかし、日常生活でストレスや汚染化学物質、
有害な食事、紫外線、通常の身体的活動といった力によって電子が分子から
「遊離」してしまいます。

すると分子はほかの分子から電子を盗もうとします。
この無秩序が酸化プロセス=酸化の原因となります。


このようにして電子を一つ失った分子をフリーラジカルと言います。
フリーラジカルは人体の中で炎症を広げてしまいます。
酸化レベルが高い人ほど健康上の困難やトラブルを引き起こして
しまうのはこのフリーラジカルが原因です。


酸化を抑える物質が「抗酸化物質」と呼ばれますが、食事で
摂れるもので抗酸化力の強い食品があります。
ファイトケミカルと呼ばれる食品群です。





<ファイトケミカル>

野菜に含まれるファイトケミカルは抗酸化力
が高いので
健康を維持するのには欠かせません。 以下↓は、効果の高い成分です。


※ 出典:高橋弘著『ガンにならない3つの食習慣』より引用



ある研究では、各種野菜の生の搾り汁と、茹で汁に含まれる成分を取り出し、
脂質に対する抗酸化力を比較しました。すると、驚くべきことが分かりました。

茹で汁は、生の搾り汁の数百倍の抗酸化力があったのです。

ニンジンの茹で汁には、生のニンジンの約100倍の抗酸化力があります。
さらに、ニンジンの葉は生のままでもニンジンの搾り汁のおよそ90倍の抗酸化力
を誇りますが、葉の茹で汁には生のニンジンの1万倍近い抗酸化力があるのです。

ニンジンには「βカロテン」というファイトケミカルも含まれており、抗酸化力以外
にも免疫を増強する働きもあり健康には強力な味方と言えます。

小さなころニンジンが苦手であまり食べてきませんでしたが(笑)
此処の処ニンジンをよく食べています。

FACEBOOKの「病気治療」のコミがあるんですが、
みなさんものすごい量でお食事に使っています。 
最近は「乾燥ニンジン」の粉末もあるそうです。






赤ちゃんの離乳食にも簡単に使えそうですね? 







ビタミンやミネラルにも抗酸化作用を示すものはあります。
しかしながら、ファイトケミカルはそれらと比べ物にならないほどの
抗酸化力があります。


例えば、クランベリーに含まれるプロアントシアニジンはビタミンEの
約50倍、ビタミンCの約20倍の抗酸化力を秘めています。

トマトやスイカに含まれるリコピンの抗酸化力はビタミンEの
100倍、緑茶に含まれるカテキンは20倍にもなります。


アスタキサンチンにいたっては、ビタミンEの数百倍とも1000倍
とも言われています。



しかもファイトケミカルは、非常に安定的な物質です。
熱しても冷やしても茹でても切っても圧力をかけても抗酸化力を保っています。






これはつまり「保存がきく」ということであり、「作り置きができる」ということです。
これは私たちにとって嬉しい話だと思います。













  TOPページ   妊婦の糖質制限   妊娠糖尿病